Heart Rules The Mind

Novel Dairy Profile Link Mail Top

NOVEL

BEST PARTNER
 

17  終幕
 

 

広いビル内に、足音が響き渡る。二つだ。

一つは、オレの。
そしてもう一つは・・・。 オレは、ふと、自分のとなりへと目をやった。

 

白いマントを靡かせて走ってるソイツは、怪盗キッド。

窓から差し込む月光を浴びて、純白のスーツは一層白さを際立たせていた。

 

オレの視線を感じてか、キッドもチラリとこちらを向いて、
バッチリと目が合った瞬間、ヤツはニヤリと笑いやがった。 フン!相変わらずヤな野郎だ!!

・・・だいたい、何でコイツと一緒に行動しなきゃいけねーんだよ!!

そう思いながら、オレが盛大に溜息をついたとたん、ポケットに突っ込んであった携帯が再び着信メロディを奏でた。

博士だ。

『・・・ああ、新一か?例の写真じゃがな。頼まれたとおり、警視庁の方へも送ってみたが、どうやら、間違いないらしい。昨夜発見された女性は・・・』

・・・くっそう!!やっぱりそうだったのか!!

オレは受話器を握り締めた。

『・・・で、新一。これからどうするんじゃ?高木刑事がお前に詳しい話を聞きたいと言って来ておるぞ?』

「・・・話は後できちんとするよ。まずは、犯人をとっ捕まえてからだ!」

『おいおい!新一、あまり無茶は・・・』

「大丈夫だって!じゃあ博士、いろいろサンキューな!」

オレはそれだけ言うと、一方的に電話を切った。
と、キッドが何やら面白そうな顔をして、オレを覗き込んでいる。

「・・・何だよ?」

「・・・いやいや。何だか穏やかじゃないね。また厄介な事件でも?」

言いながら、ニヤニヤと笑うキッドの顔は、本当に憎たらしくて腹が立つ。
イライラしながら、キッドの顔を見ていて、ふと嫌なことを思いついた。

「・・・お前、まさか最初っから、会長の正体を見抜いてたんじゃねーだろうな?」

・・・・・・ありえる。
コイツ、前回の大田原氏の殺人予告の事件の時だって、犯人が実はボディ・ガードだって知ってたし。

思いっきり疑わしい目をキッドに向けると、ヤツはクスリと笑った。

「別にオレにとっちゃ、会長が誰であろうが関係ない。・・・エメラルドさえ手に入ればね。」

・・・てっめー!!やっぱり!!

 

オレが目を向くと、キッドはにっこり笑ってこう言った。

 

「・・・真実を暴くのは、名探偵の仕事だろ?」

 

 

□       □       □

 

 

明かりの落ちた一室に、黒い影が一つ。

 

影は、その胸元から輝くばかりのエメラルドを取り出すと、窓から零れる月の光に翳す。
青白い月光が、その石を持つ男の恍惚とした表情をも照らし出した。

見城グループの会長 見城 明彦氏である。

「・・・フフフ・・・。こんな素晴らしい宝石を、怪盗キッドになど渡してなるものか!」

彼はそう言うと、再び石を胸へとしまい、その部屋を後にした。

ビル内は静寂を取り戻していた。

先程、キッドが現れたと言って、一時騒然となったが、今はまるでこのビルには人一人いないような静まり具合である。

「・・・ふん。大方、キッドにしてやられたんだろう・・・。やはりたいしたことないな、日本の警察も。」

彼はそう呟くと、専用エレベーターのある方へ向かった。

チン♪という音を立てて、エレベーターが開く。
彼一人を乗せて、エレベーターは動き出した。

中では、男が堪え切れなかったように、大声で笑い始めた。

「展示室にあるエメラルドがニセモノだとも気づかずに・・・!!まったくバカな奴らだ!!
あんなもの、キッドに盗られたところで痛くもかゆくもない!保険金も膨大な金額をかけてあるし
盗られた方が、儲かる話だ!!!」

ひとしきり、彼が笑い終えたのと同時に、エレベーターが会長室のあるフロアへと到着した。

そのまま、彼は部屋のドアを開ける。

と、部屋の中は真っ暗で、彼が電気のスイッチを入れても明かりはつかなかった。

「・・・な、なんだ?どうしたんだ?停電か?」

慌ててカチカチとスイッチをいじっていた彼の頬を、冷たい夜風が撫でた。
ふと、彼は部屋の奥にある、自分のデスクの後ろにある窓へと目をやった。

大きな窓は開け放たれ、月が綺麗に見えていた。
会長である彼が普段座っている椅子は、今は窓の方を向いて、彼に背を向けていた。

眩い月光だけが照らし出す。

彼は目を細めた。 椅子には誰か座っているようだった。

「・・・だ、誰だっっ?!そこにいるのは?!!」

すると、ゆっくりと椅子が回って、彼の方へ向き直る。
椅子に座っている人物を認めて、彼は目を見開かずにはいられなかった。

 

ゴージャスな造りのその椅子に悠然と腰掛け、肘掛に頬杖をついていたのは。

 

「か、怪盗キッドっっ!!!」

 

彼の叫び声に、目の前の白い怪盗はやや目深に被っていたシルクハットのつばを上げると口元に微笑を浮かべてこう言った。

 

「こんばんわ、見城会長。お約束どおり、貴方の持つエメラルドをいただきに参りましたよ?」

 

 

 

□       □       □

 

 

あんのヤローっっ!!

 

オレはひたすらフロアを走って、会長室を目指していた。

途中まで一緒にいたはずのキッドは、何を思ったか、突然、窓から飛び降りてどこかへ消えてしまった。

絶対、アイツも会長室に行ったに決まってるんだ。
間違いなく会長はそこに戻ってくるだろうから。

くっそー!!オレはオメーみたいに身軽じゃねーんだよっっ!!

一足先に向こうに着いているだろうキッドことを小憎らしく思いながら、オレは先を急いだ。

 

と、もう少しで会長室だというところで、誰かが慌てて部屋から飛び出てきた。

・・・え?!あ!!あれは・・・!

 

「・・・見城会長っっ!!」

オレの声に、見城氏はビクリとして立ち止まった。

「・・・どこへ行かれるんですか?見城会長。・・・いや、それとも『前田 忠志』(まえだ ただし)さんと本名でお呼びした方がいいですか?」

一拍おいて振り返った彼には顔色がなかった。

オレはポケットから写真を取り出して、彼に見えるように掲げた。。
それは辻さんから預っていた白い封筒に入っていた例のものだ。

「この写真に写っている人こそ、本物の見城 明彦さんだ。航空管理局で3年前に日本に入国した際のパスポートの写真でも確認して、一致していることがわかっています。
・・・・・・あなたは、当時彼と同じ飛行機に乗り合わせていた前田さんでしょう?」

彼は目を見開いたまま、オレをただ見つめていた。

「身分証明書の偽装はいろいろしたようですけど、当時のパスポートにまでは手が回らなかったようですね。」

オレがそう言って目を細めると、彼はニヤリと嫌な笑いを浮かべて口を開いた。

「・・・一体、どこでそんな写真を手に入れた?」

「・・・見城氏の恋人だとおっしゃっていた、辻 朋子さんから預っていたんですよ。せっかく会いに来たのにあなたが会ってくれないから、せめて手紙だけでも渡してほしいと。

・・・でも、あなたは彼女にはどうしても会えない理由があった。
それは、本物の見城氏の恋人だった彼女に会えば、あなたが別人だとバレてしまうからだ。」

すると、彼は舌打ちをして、忌々しそうにオレを睨んだ。

「・・・あの女め・・・!!余計なことをしやがって!」

「・・・彼女を殺したのもあなたですね?」

「そうとも。危険な芽は早めに摘んでおくべきだろう?・・・だが、少し手をくだすのが遅かったようだな。
まさか、そんな手紙を君に託してるとは知らなかったよ。」

言いながら、皮肉げに笑った。

「・・・本物の見城氏は、今、どこに?」

やや押し殺した声でオレがそう訊ねると、彼は声を立てて笑った。

「本物の見城が今どこにいるかだと?!どこにもいやしないさ!!ヤツなら3年も前にとっくに死んでる。」

「・・・あなたと見城氏には、一体どんな関係が?」

 

すると、彼は堰を切ったようにしゃべりだした。

 

「関係?そんなもの何もない。たまたまあの飛行機で偶然隣の席に座っただけ、ただそれだけの関係だ。

私は韓国で事業を起こしていた。誰にも頼らず、自分一人の力でやってきたんだ。その事業もやっと軌道に乗りかけてきたっていう時に、ヒドイ奴らに騙されて、結果多くの借金を
抱え込む事になり・・・。私は、すべてを失って、逃げ帰るように帰国しようとしていたんだ。

なのに、隣の男はどうだ?ただのチンピラだったというのに、突然何十億の資産を持つグループ企業のトップに立つだなんて言い出した。

酒も入って、彼は自分の生い立ちから何から、すべて話してくれた。

信じられない話だった。もと会長の愛人の子だか知らないが、顔も知らないような奴に一大企業のトップを継がせるなんて。

・・・でも、これはチャンスなんだと思ったよ。こんなマヌケな奴にそんな大役が果たせるわけがない。
これは私に用意された舞台なんじゃないかとね。

よく私は、資金も少なく細々としか展開できなかった自分の環境を呪ったものだ。
自分はこんなところで終わる人間じゃないと。

だから、きっとこれは神が与えてくれたチャンスなんだ。
恵まれた環境さえ与えてもらえれば、私の才能はこんなにも発揮できる。

おかげでどうだ?見城グループは3年前よりもその業績を伸ばしているんだぞ!!」

 

口の端から唾さえ飛ばしながら話す、その様子をオレはただ黙って聞いていた。

ひとしきりしゃべり倒して、オレを見つめるその瞳が狂気に潤み始める。
オレは、真っ直ぐにそれを見つめ返した。

「・・・では、そろそろ舞台は終幕ですね。これ以上、あなたが見城氏の役をやることはできない。」

オレがそう言うと、彼の目にギラリと殺意が浮かんだ。

 

瞬間。

オレの目の前が白いもので覆われて、視界が真っ白になった。

 

なっ?!

驚いてオレが目を見開くと、自分の目の前に、あの白い怪盗が舞い降りたのだと理解した。

キッドはすかさず床をトンと軽く蹴り上げると、宙を舞い、彼の傍に一気に詰め寄るとポンと手品のように彼の掌の上にエメラルドを乗せた。

それは、あの合成エメラルドだった。

え?・・・ってことは、本物のエメラルドは?!

オレが慌ててキッドの方へ視線を移すと、
奴の白い手の中には、美しい本物の輝きを放つエメラルドが。

「・・・ニセモノには、ニセモノがお似合いです。」

そう言って、にっこり笑って。

 

相変わらずなそのキッドの見事な手口にオレはしばし、開いた口が塞がらなかったが。

その時、オレの注意は完璧にキッドの方に向いていた。

だから。

ほんの一瞬、気づくのが遅れた。

犯人が殺気を振りまいて、突進してきた事に。

 

・・・あっ! と、思った時には、目の前に彼の顔があり、思わず振り上げようとした腕を逆手に取られオレは後ろから羽交い絞めにされたような格好になった。

・・・いってぇー!!この野郎っっ!!

締め付けられる腕の痛みに、オレは顔をしかめながらも、後ろを睨み返す。

くっそぉ!蹴り倒すっっ!!

そう思って、足を振り上げたところで、目の前に鋭く輝くナイフを突きつけられた。・・・ので、大人しく足は引っ込めた。

・・・しまった、油断した・・・。

キッドに目を奪われて、こんな失態をしでかした自分を心底バカだと思いながら、この状況をどうやって打開するか、オレは必死で考える。

と、オレの後ろで犯人が口を開いた。

「・・・よ、よこせ!!エメラルドをこっちによこすんだ!!でないとコイツの命はないぞ?!」

彼はオレを羽交い絞めにしたまま、キッドの方へ向き直る。

キッドは何も言わずに、その目を僅かに細めて犯人の男を見据えた。

・・・そういや、コイツ、オレがこんな目にあってんのに、まるで他人事のように傍観してやがって。
別に助けろとは言わねーけど、なんかムカツクな。

自分の要求にまるで応えそうもないキッドの様子を見て、彼は再び声を荒げた。

「聞こえないのかっっ!!それをよこせと言ってるんだ!!コイツをここで殺してもいいのかっ?!」

 

すると、キッドは顎に手を添えて、考えるような素振りを示した。

「・・・どちらかと言うと、貴方としてはエメラルドうんぬんにこだわらず、彼を抹殺すべきなのでは?今、ここで彼を殺しておかないと、貴方の一生は終わりですよ?」

 

・・・・・・おいおい、コラコラ。 てめぇ、犯人を煽ってどうすんだ?!

 

一気にオレは脱力したが、犯人はそのキッドの反応に腹を立て、一層オレにナイフを突きつけた。

「きっさまぁ〜〜っっ!!ふざけるのもいい加減にしろっ!!さっさとエメラルドを渡せと言ってるんだ!」

・・・ほら。逆上しちゃったじゃねーかよ。どーしてくれるんだよ、チクショー!

すると、キッドは一呼吸置いてから、犯人の男をジロリと見た。その目に鋭い光が宿る。

「・・・貴方は何か誤解されているようですが。

私は怪盗という犯罪者で、彼は正義の名のもとに立つ探偵です。私が彼を助けなければいけない理由など、どこにもないのですよ?彼も私の助けなど不要なはず。

・・・ねぇ、名探偵?」

言いながら、クスリと笑うキッドの顔ときたら。

・・・てっめー!!ぜってーにぶっ飛ばすっっ!!!

オレは今すぐキッドを殴り飛ばしてやりたい衝動に駆られ、目の前のナイフなどまったく気にせずに大きく足を振り上げて、後ろの男をかかとで蹴り飛ばした。

とたんにカラーンと軽い音を立てて、床にナイフが転がり、男は悲鳴を上げて後ろにぶっ飛んだ。

・・・あ。しまった、つい夢中で手加減無しでやっちゃった・・・。

オレの蹴りが膝に見事にヒットした犯人は膝を抱えて転げまわり、そこへキッドがフワリと飛び降りてポカリと殴ると、彼はもう大人しくなった。

 

床にひれ伏す犯人の横に立つ白い怪盗が、さわやかに笑う。

「さっすが、名探偵!こんな雑魚じゃオレの出番は必要なかったっしょ?」

 

・・・てめぇ、コノヤロ・・・!

オレは、黄金の右足を軽く振り回して見せながら、キッドに近づくと、奴は慌てて逃げ出した。

 

 

□       □       □

 

 

37階建ての本社ビル屋上。

夜空には、大きな月がぽっかりと浮かんでいた。

 

その月に向かって、キッドがエメラルドを翳している。

どこか神聖な儀式めいたその奴の仕草を、オレは黙って見つめていた。

とりあえず、犯人は無事捕まえたし。
もうしばらくすれば、中森警部達も目を覚ますだろう。高木刑事にも連絡は入れたし。
これで、一応事件は解決だ。

・・・ああでも。
この彼女から預った手紙は・・・。本物の見城氏の遺体が見つかったら、渡せばいいだろうか。

オレはポケットに入ったままの白い封筒に手を当てて、昨日見城氏のことを語っていた
辻さんの顔を思い浮かべると、胸が少しつらかった。

 

しばらくして、キッドが振り向きざま、エメラルドを投げてよこした。慌ててオレはキャッチする。

 

おい、コラッ!こんな高価な宝石を!もっと丁寧に扱えってんだっ!

 

「・・・んだよ?またハズレかよ。 お前の探してる『パンドラ』って、そもそも本当に存在するのか?」

永遠の時をくれる魔法の石だなんて。
そんな非科学的なもの。

・・・いや、待てよ。オレが『コナン』になったのだって、かなり非現実的な話だしな・・・。

世の中には、まだまだ不思議な事があるのかもしれないけどさ。

 

『パンドラは本当に存在するのか?』

 

そう問い掛けたオレに、キッドは何も答えず、ただ真っ直ぐに月を見つめていただけだった。

その表情は相変わらず、無表情で何の感情も読み取れないように見えたけど。
それでも、どこか切ないような、哀しいようなそんな風にオレは感じた。

そんなキッドの顔を見ていて、ふと先日見せた普段のキッドらしからぬ姿を思い出した。

 

「・・・お前さ、こないだヤケに不機嫌じゃなかったか?」

オレが話題を変えたので、キッドはあん?とこちらを不思議そうに向いた。

「・・・こないだ?」

「ほら!杯戸シティ・ホテルの屋上で会った夜だよ!!」

言われて思い出したのか、キッドはああ、と、小さく頷いた。

・・・ちぇ!人をあんなに不愉快な気分にさせといて、自分はすっかり忘れてたのかよ!

オレは少しむくれながらも、とりあえず、不機嫌の理由を問いただす。

 

「・・・で?何かあったのか?」

すると、キッドはそれまでオレに向けていた視線を、僅かにそらした。

そして、しばらくの沈黙の後、ヤツは穏やかな声で言った。

「・・・親父の・・・命日だったんだ・・・。」

キッドの突然の言葉に、オレは僅かに目を見開く。

いきなりの告白にどう言葉を返していいのかわからなくて、オレは無言のまま、キッドを見つめた。

 

キッドの父親・・・とは、オレの考えが間違っていなければ、初代キッドだ。

今から18年前に初めて姿を現した『怪盗キッド』と、今、ここにいるキッドは別人だとオレは思ってる。

コイツが姿を現すまで、8年間の空白があった。
その間、消えたキッドについては、死亡説も流れていたというけど・・・。

・・・間違いない。

ヤツは2代目なんだ。

 

 

お互いの視線が交差する。

 

瞬間、驚くほどキッドが妖艶に微笑んだ。

けれど、それは同時に、背筋が凍るほど冷たい笑みでもあった。

 

「・・・オレの親父は、組織の奴らに殺されたんだよ?」

 

言いながら、キッドの白い腕が真っ直ぐにオレの方へと伸びた。

 

口元に微笑をたたえたまま、ゆっくりと近づくヤツの顔。

モノクルに隠れていない方の目が、少し哀しげな色を灯しているようにオレには見て取れた。

 

そして。

 

そのヤツの瞳が瞼に隠される瞬間まで、オレはただヤツの瞳の行方を追うことしかできなかった。

動けなかった。

 

やがて、唇に感じた温かい感触がキッドのそれだとわかっても、

歯列を割って強引にヤツの舌が忍び込んできても、

 

オレの体は、まるで金縛りにあったかのように、指一本動かす事はできなかったのだ。

 

 

 

BACK     NEXT

はい!今回のシリーズは、一応これでおしまい♪
ちょっと、色っぽい感じで終わってますが。
というか、アヤシイか・・・こんなの。
でも、いいや。
こうやって、徐々に進展させていこう、二人の仲を・・・。

2002.02.10

 


Copyright(C)ririka All Rights Reserved.   Since 2001/05/04